独学では掴むことは出来なかった優勝、その裏にあったもの。

主宰・講師
松永訓明
プロフィール

2016年1月から、京都教室で津軽三味線の曲弾きを学び始めた小学生の生徒さんが、すごいスピードで上達し続けています。

しかも、同年7月開催の名古屋大会個人戦(小学生の部)で「優勝」、続いて11月の滋賀大会個人戦(少年少女の部)でも「優勝」という、すごい実績を果たしました。

先生から本格的に指導を受けるようになってほぼ半年で、大会で優勝するとは大したものです。小学生の部門は、出場者が少ないとはいえ、その中でトップになるというのは、簡単ではないんです。

実は生徒さん、先生の指導を受ける前までは、津軽三味線の「曲弾き」は独学でした。

右も左もわからない状態で、自分でじょんがら節のフレーズや構成を考え、津軽三味線の大会で賞を取ることに憧れを持ち、独学ながら毎年、大会に挑み続けていたそうです。

でも、独学で賞を取ることはできない。

当たり前ですよね、周りのライバルたちは、それぞれ曲弾きを先生に学んでるわけですから、追いつけなくて当然です。

頑張ってるのに追いつけない、みんながどんどん上手くなっていく。悔しさと焦りがピークに達した頃、京都に教室を持つ松永先生の存在を知り、先生の元で津軽三味線の曲弾きを、基礎から徹底的に学ぶ決心をしました。

習い始めた頃と比べれると、半年経った頃には別人のように、演奏が大きく変わりました。その結果が、早々に大会で発揮できたわけです。

きっと、基礎を学ぶ大切さを、小学生ながら実感してもらえたと思います。

そして彼がここまで短期間で成長できたのは、「大会で賞を取りたい」という強い気持ちと、先生に憧れ、尊敬し、先生を信じて頑張れば絶対上手くなれるという根拠のない自信を持ち続け、その裏で、相当な努力をしたから。

あのまま独学でやっていたら・・・きっと、ここまで成長することも、「優勝」を掴むことも、難しかったでしょう。それだけ、プロの先生に学ぶ効果は絶大なのです。

才能がある人が努力すると、上達のスピードはどんどん加速します。夢や目標も、どんどん前倒しで掴むことができます。ただ、その努力も、正しい方向に向かわないといけません。

それが、プロに学ぶということ。

独学で長年頑張った苦労があるからこそ、プロに学んで半年、1年で劇的に変化できた理由がよくわかるのだと思います。独学で頑張ってる皆さんは、ぜひ参考にしてください。

さて、ここでお知らせです。

今年の夏、神戸に津軽三味線教室を新設します!

この生徒さんに続くジュニアをサポートしていきます。津軽三味線が上手くなりたい、プロの指導を受けたい、とにかく本気の方を募集します。

▼7月新規開講!
神戸教室特設サイトオープン!

 

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