先生が高校・大学の7年間のブランクを経て、津軽三味線を再開したとき、津軽三味線のルーツについて、いろんな書籍を読んで探ったそうです。津軽三味線研究で有名な大條先生の本もたくさん読み漁ったそう。
「津軽三味線はどうやって生れたのか」
「この奏法はどうやって作られてきたのか」
三味線の腕をもっともっと上げるために、まずは、津軽三味線のルーツを知る必要がある!
先生はそう思い、津軽三味線の歴史と、名人といわれる津軽三味線奏者の演奏を聴きまくって、とことん研究したそうです。「津軽三味線のルーツを知ることで、自分の演奏に活きてくる」そう直感で感じたからだそう。
それから数年経った2004年、アニメ「仁太坊 -津軽三味線始祖外聞」が公開されました。
津軽三味線が再びブームになった頃に上映されたので、津軽三味線をやってる人にも、やってない人にも、津軽三味線のルーツがわかりやすく、とても話題になりました。
この時、私も先生と一緒に見ましたが、このアニメを見ると「津軽三味線を弾くとはどういうことか」、根幹を学ぶことができると思います。津軽三味線を習ってる人は、ぜひ一度見てください。
仁太坊 -津軽三味線始祖外聞
先生も私も、このアニメは津軽三味線を学ぶ人たちにとって、いい教材になると思ってました。でも、教室にこのアニメを知る生徒さんは一人もいなくて・・・先生も私もビックリ!
ぜひ、この記事がきっかけになり、いずれ、みなさんの演奏に活かすことができたら嬉しいです。
また感想など、聞かせてくださいね♪