大阪大会レポート第2回は、一般の部に出場した大人たちの奮闘ぶりをお伝えします!
さて、今回一般の部にエントリーしたのは、男女9名の生徒さんたち。
- 一般男性の部 3名
- 一般女性の部 6名
滋賀大会に続き、すごい人数です!
かつては、私を含めて2~3名だった倭奏の大会出場者が、ここ2年ほどの間に少しずつ増え、今の人数まできました。
ただ、人数は増えたものの、上位を狙って出場してる生徒さんはまだ数少ない。
2回目、3回目出場の生徒さんや、名古屋大会や東京大会のテープ審査に合格するようになった生徒さんも出てきた段階で、一歩一歩階段を上がっていっている最中です。
結果からお伝えすると、今回の大阪大会一般の部で、倭奏からの入賞者は出ませんでした。
滋賀大会からのわずか3ヶ月、みなさんそれぞれに頑張ってきて、少しずつ手ごたえも感じてきていたと思いますが、大阪大会ではとても厳しい結果になったようです。
私も、入賞を狙っていたにも係わらず、メンタルの弱さから大きなミスをして入賞争いからは外れてしまい、情けないやら悔しいやら。
でも、それが私の今の実力なんだと思います。
さっそく、先生にレッスンで大会の報告をして、反省点や今後の課題について先生からアドバイスをいただきました。
「心技体」、それぞれバランスよく力をつけないと、いい演奏に繋がらない。
先生がよく私たちにこう教えてくれますが、より向上していくためには、もっと自分を掘り下げて分析する必要があると思います。
- いまの自分は何が足りないのか?
- どこを補えば、大会で今以上の演奏ができるのか?
- そこを補うには何をしたらいいのか?
技術面、精神面ともに、しっかり自己分析して、先生と次の大会に向けた練習スケジュールを練っていきたいですね。
今回の悔しさ、絶対、次に繋げていきましょう!
どんなに練習して挑んでも、大会では一発勝負、当然やり直しはできません。
だからこそ緊張して、4割か5割の実力しか発揮できない。
自分も頑張ってるけど、みんなも頑張ってるから、自分だけ抜き出るのは難しい。
じゃあ、周りの人たちに勝つには?
【人より努力する、圧倒的に差をつける】
これに尽きると思います。
普段の練習も、どこか妥協したりサボったり、モチベーション下げてたりしたら、同じ部門で戦う人たちには勝てっこありません。
大会は技術を競う場
この先生の言葉を常に理解して、大会に挑む自分たちのステージを一段ずつ確実にあげていきたいですね。
ただ、大会に出続けていると、どうしても結果ばかりに囚われ、自分の足りないものばかりにフォーカスしたり、ライバルたちの動向に焦りを感じてしまいがち。
気持ちはわかりますが、時には息抜きも必要。
そんなとき、【大局から今の自分や全体を見る余裕を持って】と先生は言います。
そもそも、今こうして「私たちが勝負の場に立ってる」って、実はすごいこと。
ひとりでステージで演奏するのも、審査されるのも、大人になるとなかなか経験できませんし、60代以上の出場者も多いのは、津軽三味線という楽器ならでは。
緊張と不安と怖さが入り混じった感情をコントロールしながら、制限時間内で演奏し、上手く弾いた者だけが勝つ、そんな勝負の世界に私たちは飛び込んでます。
そんな人、周りになかなかいないですよね?
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すごいことやってるんです、わたしたちーーー!
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結果がどっちに転んだとしても。
その経験を次にどう繋げるかで、今回の悔しい経験が「価値ある経験」に変わるんだと思います。
大会を経験してる人にしかわからないこと、身につかないことはたくさんある。そこはみんな、ぜひ自信持ってくださいね!(私もー!)
さあ、次の勝負の舞台は4月の東京・浅草!
神戸ジュニアの生徒さんは、今年は出場者ではなく、記録保持者として演奏します。そして、一般の部には3名が出場予定。
怯まず頑張り続ける倭奏の生徒さんたちを、これからも応援宜しくお願いします!!!
今日のブログはちょっと長くなってしまいました。汗
でも、私がいま伝えたいことを、ぎゅぎゅぎゅーと詰め込みました。
みんなの心に届いてくれたら嬉しいです。