神戸教室に通う生徒さんが、昨日名古屋の和楽器屋さんを訪れ、三味線について学びました。
実は生徒さん、海外からの留学生で、来年春にはオーストラリアに戻る予定なんです。短い期間ですが、それまで日本で先生のレッスンを受け、マイ三味線を購入して、オーストラリアに戻ってからも三味線を楽しみたいとのこと。
この日は、「一度和楽器屋さんを訪れたい」という彼女の願いを叶えるべく、先生も同行して和楽器屋さんへ社会見学となりました。
熱心に質問してくる生徒さんに、和楽器屋さんも三味線の素材や形状、皮についてなど、熱く説明してくれたそうです。
オーストラリアに戻ったらもちろん、和楽器屋さんなんてないですし、メンテナンスできる職人さんだっていません。
日本にいる間に、わざわざ神戸からでも足を運びたいという彼女の熱心さに、先生も和楽器屋さんも心を打たれたことでしょう。
今や、海外でも三味線を楽しんでいる人はたくさんいます。
でも、日本でうまれた楽器だけに、海外への持込はまだまだハードルが高いので、オーストラリアに戻る際、スムーズに三味線を持ち込めるよう調べておきたいところです。
しかもうれしいことに！
オーストラリアには、日本人の三味線プレーヤーが活躍されていたり、その方からの情報によると、彼女の住む町は、三味線をやるのにとても適した気候なんだとか。
まだまだクリアしてない問題はありますが、マイ三味線購入計画が大きく前進しました！
問題クリアして、オーストラリアに戻っても思いっきり三味線を楽しめるよう、しっかりサポートしていきますね！
余談ですが、、、帰り際彼女がこう先生に話してくれたそうですよ。
「先生のところ（教室）に来て、本当に良かったです！」
