「昨年4位の雪辱を晴らす!強敵を倒して優勝する!」
このテーマを掲げ、金木大会を含めた1年間、技術向上と合奏力強化を課題に頑張ってきてた風乱部が、再び、びわ湖大会の団体戦(独創曲の部)に挑戦しました。
今年演奏した曲は、今年はじめ、先生が新たに作ってくださったオリジナル曲で、津軽じょんがら節をアレンジした曲弾きの合奏曲です。
タイトルは「じょんがら曲弾き合奏曲 第Z(ダイゼット)」。
金木大会で演奏したのち、生徒さんからの提案も採用してさらにアレンジを加え、パワーアップしてますますカッコイイ「第Z」になりました。
とはいえ、じょんがら節がベースになってるため、曲弾きを合奏するという難しさに、予想はしてましたが、すごく苦戦したんです。
でも、ここを乗り越えないと、個人のレベルも上がらない。まだまだ未完全な私たちにとって、大きな課題を組み込んだ曲でした。
そして、今年は特に活動も多忙で。青森を始めとする大会出場やイベント出演、そのための練習会で昨年以上に忙しかったかもしれません。
そして、金木大会から夏までは活動も一旦休止したため、少し気持ちが緩んでしまい・・・グループで頑張ることなのに、後半は練習が少なく、個人の練習に比重を置いてしまった時期もありました。
優勝を目指すと言うものの、私たちが倒したいと思うチームは、技術レベルが高いかなりの強敵。
今の私たちの実力を、どこまで上げられるのか、はたまた、どうやったらあの強敵に太刀打ちできるのか、、、それを見出すのが、私たちにとってかなり大きく立ちはだかる高い壁だったのです。
もちろん、先生から、叱咤激励はいただいてました。
でも根本は、メンバーのみんなが、気持ちを切り替えなきゃ何も変わらない。ミーティングにも時間をとって、大会直前まで士気を上げて取り組んでいきました。
そしてこれは、とても大事なことなんですが・・・
大会は、趣味の延長線上にあり、仕事や学業が最優先です。
仕事が忙しかったり、長期出張があったり、塾が忙しかったり、みんなそれぞれに忙しい中でも、時間を作って集まって練習して、三味線の大会で優勝を目指すことに、楽しさを見出してやってきてる。
「上を目指す」、「努力して勝負に勝つ」ことから「楽しさ」を少しでも感じなければ、ここまで頑張れなかったと思います。
そんな風乱部が優勝を目指して挑んだ結果は、3位でした!
2位が勝手にライバル視して追いかけていたグループ、そして優勝は100人ぐらいの大合奏(ここは予想外でビックリでした~)。
優勝は逃したし、目指していたグループとの得点差も大きく、残念ながら、まだまだ実力の差は大きかったのが現実です。
それでも、本番では戦う演奏ができ、「すごくライブしてた!」といろんな方から声を掛けていただいて嬉しかったです。
8名1列のフォーメーションも初めてのチャレンジで、めっちゃめちゃ仲間の音が聞えにくい中、勢いある演奏ができたと思いますし、決まったフレーズもたくさんありました。
勝てなかった悔しさはもちろんあります。でも、確実に昨年より進化した風乱部でした。
まだまだ実力が乏しい風乱部が、強いマインドを持ち、ここまでの合奏ができるようになったのも、先生やマネージャー、そして仲間たちの支えがあったからこそ。
先生やマネージャー、メンバーの存在に感謝しながら、そして今年1年の頑張りを基盤に、またさらに実力をつけるべく、これからも研究を重ねていきたいと思います。
みなさま、今年1年、風乱部を応援してくださり、本当にありがとうございました!