他人に自分の演奏を聴いてもらう機会、積極的に作ってますか?
友人や教室の仲間、家族といった身近な存在の人であっても、自分の演奏を聴いてもらうのには勇気が要るし、とても緊張するもの。
でも先生は、「楽器は人に聴いてもらうもの、人を楽しませるもの」と普段から生徒に教えて、基礎力が身についてきた生徒さんには、人前で演奏するためのサポートをしています。
もっともっと上手くなりたいなら、人前で弾くというのは避けて通れないわけです。
先月の神戸レッスンでは、8月から本レッスンを始めた小学生の生徒さんに、家族や見学者をお客さんに見立て、今習ってる曲を披露してもらいました。
先生から突然「さあ、みんなに聞いてもらうぞ!」と提案されて、生徒さんもビックリでしたね。
でも、先生は彼の頑張りを見逃しません。9月のレッスン日からマイ三味線を持ち始め、10月のレッスン日までの1ヵ月半、初心者なりにコツコツ練習を頑張ってきたのが先生にはすごくわかったんです。
実はこの日、先生含めて9名とすごいギャラリー。
それでも生徒さんは、背筋を伸ばし堂々とした姿勢で、練習曲を最後まで弾ききりました!
津軽三味線がうまくなるために、積極的に人前で演奏する機会を作ったり、大会にチャレンジすることを、先生はかねてから生徒に勧めています。
演奏を聴いてもらう機会を増やすことで、少しずつ度胸がつき、だんだん人前で演奏することが楽しくなって、知らず知らずのうちに自信がついてくる。
そして、「聴いてくれる人のために、いい演奏がしたい!」と思うようになって、それが練習へのモチベーションに繋がり、上達へのサイクルへはまっていくわけです。
それが、先生の狙い。
まだ初心者だから、とか、そんなことは関係なく、ここまで頑張ってきた成果を、段階的にみんなに聴いてもらう機会を、積極的に増やしてみて下さいね!