小学4年の終わりから、先生の元でレッスンを受けてる生徒さん。現在は中学2年生になり、三味線を構える姿もりりしくなってきました。
1の糸の指運びも、とても力強くなってきたそうです。
彼の夢は、「大会の個人戦に出ること」。
それが今年ついに実現しそう!
名古屋大会のテープ審査チャレンジは、先生の判断で見送りになりましたが、
代わりに(11月の)滋賀大会にチャレンジしなさい。
先生の言葉で、一気に生徒さんから笑みがこぼれました。
先生は、生徒さんの頑張りがわかってます。じょんがら節を弾く資質も出てきたし、演奏にも雰囲気が出てきたのもわかる。
でも、先生は生徒さんのテープ審査チャレンジにはGOサインを出さなかった。今、無理してチャレンジすることはない、と判断したからです。
11月の大会初出場に向けて、半年ちょっとの期間でじっくり準備することを選択しました。生徒さんのためです。
そして、生徒さんもすぐ気持ちを切り替え、もうすでに11月に向けて練習を始めています。
そのせいか、このあとの学校の土曜授業でも、じょんがら節を演奏する機会を得たり、学校の先生から文化祭や授業で津軽三味線を弾いて欲しいと、お願いされたそうです。
強い気持ちで前に進んでいくと、周りの環境も変化していきますね~。周りの人を上手く巻き込みながら、頑張っていって欲しいです。
大会の個人戦に出たい人たちの多くは、「じょんがら節をカッコよく弾きたい」人たち。
もちろん、この生徒さんも私もそのひとり。
ここを追求する楽しさを、ぜひたくさんの方に体験してもらいたいですね!