三味線は、練習しないと上達しません。
わかっちゃいるけど、「忙しくて練習する時間がなくて・・・」「三味線をケースから出すのが億劫で・・・」と何かと理由をつけて、レッスンまでに練習して来ない生徒さんを、先生はたくさん見てきました。
三味線でもピアノでもバイオリンでも、練習するから上達するし、楽しく面白くなるのではないでしょうか。
上手くなりたいなら、練習から逃げてはいけないと思うんです。
さて、四日市ジュニアの生徒さんは、いま「津軽じょんがら節」を猛練習中。
昨年、初めて大会の個人戦に初出場し、悔しい経験をしてから、先生と「どうやったらじょんがら節が上手く弾けるようになるか」を話し合い、徹底研究しました。
そして、集合住宅に住む生徒さんは、家でしっかり練習するのに、十分な時間を確保できないので、家での練習方法や優先順位も見直しました。
短い練習時間に合った練習内容・方法でないと、効率的な上達が望めないからです。
先生は、厳しい練習環境下でも頑張る生徒さんに、こうアドバイスを。
三味線が上手くなりたかったら、
たとえ10分でも、毎日三味線に触りなさい。
1日10分でも、十分集中した練習ができる。
たとえ短い時間でも、毎日三味線に触ることで、体が、腕が、手が、指が、三味線に慣れてくる。もちろん、撥を振ることも、曲を弾くことにも慣れます。
あとは、練習を継続させることが、一番難しいと思いますが、3~1週間続ければ、習慣づいてくるはず。(私も実証済み)
現に、昨日のレッスンでも、短い練習時間を積み重ね頑張った成果が、演奏にしっかり出てましたよ~!
やっぱり「継続は力なり」なのです。
短い時間でも、コンスタントに練習すれば、目に見える成果が出てくるということを、中学生が実証していますからね。
「時間がなくて~」が口癖で練習オサボリが習慣になってしまってるみなさん。
ぜひ、やる気を奮い立たせて。日々の練習を習慣づけてみてください。
三味線上達は、1日にして成らずです!