忙しい時期の津軽三味線の練習は、量より質を大事にしよう。

主宰・講師
松永訓明
プロフィール

津軽三味線 倭奏

仕事が忙しい時、学校行事が重なって忙しい時。三味線の練習するのが面倒だな~って思ったことありませんか?私はこれまで、何度もあります。笑

練習意欲が沸かない時は、練習しないのも手ですが、何日も三味線を触らないと、どんどん下手になってしまうので、現状維持もしくは少しずつでも上がっていきたいなら、何日も練習をサボることは避けたいところです。

そこで、練習意欲が沸かない理由を考えてみたんです。なんで「面倒くさい」って思ってしまうのか。もしかして・・・三味線を出して練習するなら、1時間以上やらないといけないとか思ってませんか?

長時間練習するのも、もちろん大事です。ただ、時間がないなら、もっと短時間で、練習目的も絞って練習するのも、ひとつの方法だと思うんです。

短時間で質を高めた練習です。

例えば、こんな方法どうでしょう^^

今日の練習は15分。
後ろ撥・前撥を、リズム良く叩き分ける練習に徹する。

たった10分だけど、
いつもスカ撥してしまうフレーズだけを重点的に練習する。

家で練習していい時間を過ぎたから、ティッシュを挟んで消音して・・・音澄みでフレーズを弾く時の右手のバランス感覚を確認したり、左手でしっかり音締めしながらツボ移動する練習をやる。

たった10分や15分でもじっくり取り組める練習メニューを作れば、指も慣らせるし、短時間でも一歩前進できる。1時間以上練習しようと思えば、時間を作るのが忙しくなるかもしれないけど、たった15分なら、絶対作れるはずです^^

面倒くさい気持ちを引きずっていくと、どんどん練習が後回しになるので要注意!

忙しい時期の津軽三味線の練習は、短時間で質の高いメニューに取り組んで、練習を継続することに重点を置こう。

これを習慣にできたら・・・数日でもサボっちゃったら焦りますよ~。

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