2013年12月、当時小学4年生だった生徒さんが、先生の体験レッスンに来てくれた日のことは、当時の写真を見ては思い出し、懐かしんでいます。
普段は感情をあまり表に出さないクールな感じで、先生に「挨拶の声が小さい!」と教室に入って挨拶するところからやり直ししたり、先生の雷が落ちて涙ぐんだり・・・でも先生のレッスンに入るととにかく楽しそう^^
最初は大人たちが使ってる椅子だと足が届かなくて、小さなからだで一生懸命三味線を抱えてました。糸巻きにやっと手が届くぐらいの身長だったんです。
そんな彼も、今は中学3年生。来年の受験に向けて猛勉強中です。
受験勉強と並行して頑張っている三味線のほうは、来年に入ると先生の元で習い続けて、なんと6年目を迎えます。
この間には、反抗期やら、こどもならではの多感な時期もありましたが、先生は「学校や学校の先生からは学べないことを教えてあげたい」と、三味線の指導とともに、人間性や社会性を高める指導にも力を入れてきました。
「先生の生徒は強くなきゃいけないぞ!」という先生のこの言葉を彼なりに理解し、何がなんでも先生についていく強い気持ち、先生のように上手くなりたいという気持ちを持って、先生と共にいろんな壁を乗り越えてきました。
そんな彼の強い気持ちがあったからこそ、小学生・中学生の5年間、ひたむきに三味線レッスンを継続してこれたんだと思います。
来年春までは受験勉強が最優先。
でも、休会せず先生の三味線レッスンを続け、受験勉強に影響がないよう考慮しながら発表会の準備も頑張っていくそう。
勉強と三味線の両立を頑張る生徒さんにエールを!ということで、先生とスタッフからバースデープレゼントを贈りましたよ~!
これを使って、学校のテストや来年の受験を頑張ってもらえたら嬉しいです。
高校生になったら、また津軽三味線の大会にチャレンジしたいそうです。(頑張れーー!)