【Road to 発表会】指摘するって、実は「思いやり」なんだと思う

今週15日は、お盆休み真っ只中というのに、名古屋の個人レッスン生グループ「凜紅(りんく)」の練習会でした~。来年4月の発表会で演奏する課題曲「疾風烈火」のためだけの第1回練習会です。

凜紅は、私を含め11名が在籍、倭奏津軽三味線教室としては今年最も人数が多いグループになりました。

今年からの参加メンバーも、先生から太鼓判をもらい、先輩たちと一緒に発表会の課題曲に取り組んでいます。

個性豊かなメンバー、レベルもまちまち、人数が多い・・・そんなグループが、どういう練習メニューをこなしたら、どういう風に伝えていったら成長していけるのか。去年の部長就任から試行錯誤の連続でした。

それが最近なんだか、急に、グループの士気が高まってきてるのを感じるんです!^^

練習会の前に予め連絡しておいた当日の練習メニューやタイムスケジュールを、早く到着した人がホワイトボードに書き出してくれて、椅子も人数分セッティングされてます。

練習に入ると、「ここができてないよ」という指摘が、メンバー同士でできるようになりました。これが私は一番嬉しい。

指摘するのって、相手に対する「思いやり」だと思うんです。

もし、気づいてないなら教えてあげなきゃ。という気持ち、同時に勇気の要ることだと思います。チームメイトとしての責任感もあるでしょう。

みんなで同じように情報共有できたら、絶対合奏が揃ってくるし、音があったときの気持ちよさを、みんなで感じることができる。そのために、愛情持って指摘し合うんです。

それが、このグループでみんなが互いに意識して行動できる関係ができてきたことが、私は嬉しくてたまりません。きっと、これからもっともっと、いいグループになると思います^^

さて、この日の練習会では、合奏練習に入る前に「正しいピッチ」の確認から始めました。

音の正確さにシビアになることは、曲を弾く上でとても重要だし、聴いてくれる人のことを思えば当たり前のこと。

そして、指の押さえ方もみんなが同じ解釈で覚えてるかも確認して、徹底的に課題曲を弾く上での基盤づくりを頑張りました。

17時から4時間、途中休憩は1回10分だけ。

それだけ熱く真剣に練習した甲斐あって、練習最後の一発勝負の合奏では、前回より大幅に精度が上がった演奏になりました。

それでもまだまだ、良くしなきゃいけない部分はいっぱいあります。コツコツ地道に、みんなで取り組んでいきたいと思います。

たとえ大所帯で合奏が難しくても、課題曲がみんなの中で一番難しくても、本番で一番カッコイイ演奏しようぜ!!!と思うのが凜紅のいいところ。

これからもどんどん、伸ばしていきたいと思います^^

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