以前、撥のアップグレードの時期について、記事にしたことがありますが、先生の個人レッスンを受け始めて3年以上経過した生徒さんたちが、続々と2代目撥へのアップグレードを決心し始めています。
今回、選抜チーム「風乱部」でも頑張ってる生徒さんたちが、撥のアップグレードを希望して、ふたり同時に買い替えの時期がやってきました。
三味線を買った初心者の頃に揃えた撥とは、もちろん、求める撥のクオリティーは変わってきます
今回和楽器屋さんに揃えてもらった撥は、「初心者のときに弾きやすい撥」ではなく、「これからの生徒さんたちにとって弾きやすい撥の仕様」なのです。
生徒さん、悩み中~。
さらに悩んでますね~。笑
ほら、初めて三味線や撥を買ったときは、もちろん初心者だから、それぞれ違いは感じても、どの撥がいいのか、自分にあってるのか、実際弾いてみてもよくわからなかったですよね。
あの頃の自分と、3年以上三味線を頑張ってきた自分とでは、撥を選ぶ感覚も視点も、大きく変わってきてるのが、今回ビックリするほど感じたと思います。
そんな今だからこそ、ひとつひとつの撥の選ぶのが楽しくて、ワクワクしてしょーがない!のです。(私も経験済み!)
大の大人がワクワク・ニヤニヤ楽しんでる姿は、こどもと一緒。本当に嬉しそうで、先生まで嬉しくなっちゃったとか。
そういう嬉しい・楽しい・ワクワクした気持ちが、練習へのモチベーションに繋がるし、津軽三味線の演奏にも出てくる、と先生は言います。
二人ともそれぞれの2代目撥を選びました。
早速、新しい撥をレッスンで使い、音を出してみると、、、1代目の撥との違いに驚き、また、感動してたそうです。
べっ甲もどんどん値が上がっていて、撥もなかなか簡単に買えないものになってきました。
もちろん、クオリティーが上がれば、値段も上がる。そこを、どう捉えるか?です。
趣味のお道具にお金を費やすのは、大いに悩まれることでしょうが、いい演奏がしたい、上達したいと思う人は、、、
ぜひ、これからの自分に見合う三味線や撥を使い、感性をどんどん磨いていってください。