松永先生の根幹となる指導方針は、「津軽じょんがら節を一人でカッコよく弾くことを目指す」です。個人レッスンだけでなく、グループレッスンでも同じ、指導方針に変わりはありません。
ただ、合奏を楽しむこともとても大事で、重きを置いていますが、じょんがら節を一人で弾くことを目標に頑張ってたら、同時に合奏の腕も上がってくるので大丈夫ですっ!
さて、先日のちた塾後期講座最終日は、恒例の成果発表があり。3名の生徒さんに「津軽じょんがら節」を一人ずつ順番に披露してもらいました。
合奏は緊張しないけど、一人で弾くとなると、ものすっごい緊張するもの。手に汗がふき出したり、指が震えたり、普段ない状況に襲われるんですよね。私もいまだにそうなので、皆さんの気持ちはよくわかります。
でも、津軽三味線が上手くなりたい、津軽じょんがら節がかっこよく弾けるようになりたいって思ってたら、ここは避けては通れない関門。上手く弾こうと思わず、いまの精一杯を、演奏で披露できたら、それでいいんだと思います。
皆さん、それぞれに緊張の面持ちでしたが、3人とも個性それぞれに、最後まで弾ききりました!
なにより、津軽三味線はこう弾きたい!っていう雰囲気が伝わってきて、聴いていてとても楽しかったです。イメージを持つって大事ですね。
習い始めたばかりのみなさんには、イメージがつきにくいかもしれませんが、先輩たちの演奏も聴いて、先生などプロの演奏も沢山聴いて、「自分なりの津軽じょんがら節のイメージ」を膨らませておくといいと思いますよ。
私はまだまだ・・・なーんて思わず。みんなで一緒に、津軽じょんがら節を一人でカッコよく弾くことを目指しましょう!