桜咲く青森のゴールデンウィーク、今年も弘前、青森、金木の津軽三味線3大会が開催され、倭奏からは個人戦に2名が挑戦しました。二人とも、3年連続のチャレンジです。
まず、結果から報告。
神戸ジュニアの眞田優太(中2)が、3大会いずれも準優勝、入賞を獲得しました!
おめでとうーーー!!!
- 第38回 津軽三味線世界大会 ジュニアC級《準優勝》
- 第13回 津軽三味線日本一決定戦 上級者の部《5位審査員特別賞》
- 第31回 津軽三味線全日本金木大会 中高生の部《準優勝》
ゴールデンウィークの2日間で3大会出場することもすごいのですが、それぞれの大会で確実に上位入賞する腕・マインドはたいしたものです。
世界大会は、昨年3位から順位を上げた!
日本一決定戦は、昨年ジュニアの部優勝から、中級を飛ばして上級者の部にエントリーし、いきなり5位に食い込んだ!
金木大会は、一昨年小学生の部で優勝、昨年はイベント出演で見送り、からの中高生の部で準優勝!(優勝は高校生でした。)
常に優勝を狙い、コツコツ、コツコツ、誰よりも研究熱心に練習してきた生徒さん。今回優勝できなかった悔しさでいっぱいだと思います。
でも、先生からは「大会中に成長するのはたいしたもんだぞ!」と。
そんなエピソードもあり、まだまだ秘めたポテンシャルいっぱいの中学生、今後の活躍が楽しみでなりません。
そしてもう一人、四日市の生徒さんは、世界大会と金木大会いずれも中級の部に出場。これまでの大会チャレンジの中でも一番落ち着いた演奏だったように感じました。
賞にはからめませんでしたが、自分の課題を発見でき、とても有意義な大会チャレンジだったようです^^
青森遠征、本当にお疲れ様でした!
二人に共通してるのは、各大会前夜まで、先生に演奏音源を送り仕上がりチェックしてもらっていたこと。自分がどんな演奏で翌日の大会に挑むのかを、先生に常に報告してるんです。
そして、先生からのアドバイスを当日の練習で修正、最後まで諦めません。
今回、青森遠征を見送った生徒さんも多く、先生も行けなかったので、孤独な挑戦だったと思います。でも、世界大会はYoutubeでの中継があるおかげで、リアルタイムで二人の出場を応援することができました。
来年は絶対青森行くぞ!と思った人も多かったでしょう^^(私もその一人です!)
近場の大会もいいのですが、やはり本場青森の大会は絶対チャレンジして欲しい!と先生。
みなさんもぜひ、今から旅費を積み立てて、来年は一緒に青森遠征しよう~!
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先生的に、かなり嬉しかった出来事。
金木大会初日が終わり、生徒さんから電話で結果報告を受けた後、先生にこんな写真が届いてビックリ。
「ここに行ったか~、嬉しいな~!」と先生。
ここは一昨年、倭奏として初の青森遠征でみんなで訪れた場所です。
あの日から2年。成長した彼は、ここで何を思ったのだろう?^^