倭奏には、たくさんのグループがあります。
目的別に分けると、
- 選抜メンバーで大会出場を目的として結成したグループ(風乱部、六段部)
- 定期的に練習会を行いつつ演奏活動に励むグループ(凜紅(りんく)、奏真-SOMA-、奏(かなで)、しゃみのふ)
の2種類です。
さらに、発表会にむけて神戸Jrコミュニケーションズ、京都部、撥恋(ばちこい)も新設または再結成され、いま、それぞれのグループが、それぞれの目標に向けて頑張ってます。
メンバーの掛け持ちはありますが、1つの教室で9つのグループが同時進行で活動してると思うと、まるで他人事のようですが、素直にすごいな~と思います。
中でも、大会を目指すグループのメンバーは選抜制。
大会出場のキャリアが長い風乱部は、倭奏の中でも先生の指導が一番厳しいいグループで、そう簡単にメンバーには選ばれません。
風乱部に入りたい、風乱部に入ることを目標にしてる、という生徒さんからの熱い声は、先生の耳に届いてました。が、すぐに風乱部に入れてあげることはできない。
そこで3年前に誕生したのが「六段部」です。
六段部とは、津軽三味線大会の課題曲の部(六段)に出場するために結成され、先生による選抜メンバーで構成されたグループです。
初代六段部は、3ヶ月という短い準備期間を経て、ぶっちぎり優勝を果たしました。優勝した瞬間の、みんなのあの絶叫ぶりが懐かしいです。
正直なところ、それまでの優勝グループと比べれば、技術面からもまだまだ及ばず・・・そんなグループだったんです。
それでも「やるからには絶対優勝したい!」という強い気持ちをみんなが持ち続けてたし、大会2週間前の時期に大幅な作戦変更もあったので、並大抵なマインドではついて来れなかったかもしれません。
初代六段部は、最初から優勝を掲げ「戦う六段」を目指したグループだったんです。
さて、そんな六段部の歴史を経て、今年再び産声を上げた二代目六段部。
前回と比べたら、かなりの長期スパンで準備を進めてきてる六段部、実は今回の目標に「優勝」という文字はありません。
優勝を目指すよりまず、目を向けるべき大切な部分がある。先生はそこを明確にして、六段部再結成をきめました。
コツコツ、地道に真面目に、向上心高く練習に励んでるメンバーたち。
これからメンバー全員が、本当の意味で「本気」になったとき・・・もしかしたら、このグループは化けるんじゃないかな~と私は密かに感じています^^
さあ、六段部がどう進化していくのか?果たしてどんな合奏に仕上がっていくのか?
今後の活動レポートで紹介していきますので、楽しみにしていてください^^
そして、初代六段部の大会までのプロセスや大会当日のレポをまとめました。
先輩たちがどんな意気込みで取組んできたか、現六段部メンバーは、ぜひ参考にしてくださいね。
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