倭奏(わかな)には、3つのグループレッスンがあります。
グループレッスンでは、どんな習い事でも同じだと思いますが、先生が直接指導できる時間が本当に限られるため、生徒さんたちが上達するペースは本当にゆるやか。
そんな状況でも、開講から7年目を迎える2つのグループレッスンでは、合奏のレパートリーを増やして演奏活動も楽しむようになりました。
とはいえ、津軽三味線はもともとソリストの楽器。一人でカッコよく弾くことを、最大の目標にしなければいけません。
ちた塾のグループレッスンでも、今期から初の試み、津軽じょんがら節の研究タイムを設けることにしました。
譜面を渡し、個々に覚えなんとか弾けるようになってきてるものの、指使いやフレーズを間違えて覚えていたり、テンポが乱れているなど、生徒さん自身で気づけない部分を、掘り下げてレッスンしていく時間です。
とにかく、生徒さんたちは真剣です。
先生が指摘するポイントを、前のめりで聞いている生徒さんたちを見ると、嬉しくなっちゃいます。
グループレッスンでこういう時間をとれるようになったのも、生徒さんたちが、何年も継続して受講してくれてることや、「じょんがら節をかっこよく弾けるようになりたい」という願望を生徒さん自身が抱いているからこそ。
後輩のみなさんも、早く先輩たちに追いつけるよう頑張ってくださいね!