神戸下見、京都レッスンの翌日は、そのまま京都で青森大会のための練習会でした。先生もそのまま京都に残っていたので、急遽指導に当たることに。
私も含め、生徒だけで練習を長時間してると、とにかく練習、練習、練習!と意気込んじゃうんですが、先生が入ると違いますね~。所々、息抜きを上手くいれてくださいます。
息抜きの時間、先生は生徒さんに「こんな風に弾こう」と弾いて見せ、その後すぐ一緒に弾くというのを繰り返しました。
もともと生徒さんも覚えてる曲ですが、構成を大幅に変えたり、組み合わせたりしてるので、難易度は高いかもしれません。
もちろん、譜面なんてありません。その場で先生が弾いてるのを見て覚え、弾いてみる。の繰り返しでした。
「譜面がないと不安」と言う人は、こういう【見て覚える】のが苦手な人が多いです。
でも、これができると曲を覚えるのも早いし、譜面を見る動作がない分、ピッチや表現力にも意識が向き、他の人の演奏もよく聞きとれるようになると思います。
津軽三味線はもともと、譜面なんて使わない楽器でした。ぜひそこを理解して、「演奏を見て覚える」癖をつけていきましょう。