先週の3連休最終日は、東浦の藤江ふれあいまつりで、個人レッスン生グループの名古屋部が津軽三味線演奏させていただきました。
メンバーがこの地域に住んでいて、夏にイベント出演時に「11月、地元でお祭りがあるんだけど出ませんか?」と声を掛けてくれたんですが、メンバーからこういう話もらうの、ホント嬉しかったです。
大の大人が、時間を作って集まって練習を重ね、週末にイベントで演奏する、、、こんな楽しいことはありません!
遠方へ引越しのため前部長が部を抜けて、代わりに私が名古屋部に入り部長を務めることになったのは、今年の春のこと。
「せっかくやるなら、楽しく真剣に」と信念持って、私は部長を引き受けました。
なので、先生からアドバイスをもらいながら、合奏練習でもたくさんダメ出しするし、演奏会前は練習会を増やしたりもします。こういった習い事の活動としては、倭奏は比較的ストイックな方かもしれませんね。
それでも、みんな本番に向けてコツコツ自主練習して準備してきてくれるんです。
せっかく時間を割いてやるんだから。いい合奏もしたいし、お客様から「いい演奏会だったよー」って言われたいじゃないですか。
ストイックに練習しないと、コツコツ自主練習しないと、思い描く理想にはなかなか近づけない。
子どもでも大人でも一緒ですが、こういった趣味の活動を充実させて継続していくには、自分の強い気持ちだけでなく、家族の応援や協力がないと無理なんです。
それぞれの家庭にそれぞれ事情がありますからね。
だから、こうやって時間も割いて、ストイックに頑張って、家族の応援を貰ってやるからこそ、「やり遂げた時の達成感」、「いい演奏した時の気持ちよさ」はハンパない。
きっとみんな、メンバーで共に経験し、同じ感動を分かち合いたいから、こういう活動に参加し続けてるんだろうな~と、思います。
今回出演させていただいた「藤江ふれあいまつり」には、地域の方々がたくさん来てくださって、私のMCも私たちの演奏も、じっくり前のめりに聴いてくださいました。本当にありがたかったです。
ただ、今回は出演メンバーの半数が、部活動に参加して1年未満のメンバーが占めていたので、先輩メンバーで引っ張ってあげなきゃ~と気合入れてたんですが、、、
それは余計な心配でした!
予想以上にいい演奏で、かなり安定した合奏になりました!
それに、ステージ上での立ち振る舞いや、途中バトンタッチした司会進行、曲ごとの調弦など、前回の演奏会と比べれば、ぐぐぐーーーんとレベルアップしてたんですよ。
なんだか、肝っ玉据わってきた?という感じで、私も安心して進行できました。
この1年の経験と練習の積み重ねが、知らず知らずのうちに「自信」となり、それがステージで発揮されたんだと思います。
「継続は力なり」、こうやって成果が形として表れるから面白いんですよね!
さらにこの日は、遠方から四日市のメンバーも応援に来てくれて、盛り上げ役で1曲参加して、反省会では厳しい感想も言ってくれました。
頑張ってる仲間だから、応援したくなる。みんな同じ想いだと思います!
仲間でありつつも、いい意味でライバル心を持ちながら、各グループの活動を充実させていきたいですね。
さあ、今年最後の出演と思いきや、名古屋部は年内にもう1本、演奏依頼をいただきました。今年一番の演奏ができるよう、引き続き稽古に励みたいと思います。
藤江のみなさん、本当にありがとうございましたー!
11/5(土)藤江ふれあいまつり(東浦)
- 六段
- 南部俵積み唄
- 津軽じょんがら節 曲弾きリレー
- 花笠音頭