去年の12月29日は、四日市にある天然温泉施設ユラックスさんで開催された年の瀬イベント「音泉ふぇす」に参加してきましたー!
なんとなんと、今回は先生の弟であり、KUNI-KENメンバーの松永兼治先生主宰の津軽三味線グループ「津軽三味線処いこい」さんとの、初ジョイントライブでした!
お互い、それぞれ長年活動してきたものの、倭奏といこいが一緒にライブするって、この日が初めてでした。ホント、貴重です!
そしてこの日は、先生たちが引率してくださり、舞台セッティングから音響チェックまで、全てサポートしてくださったお陰で、限られたリハーサル時間でなんとか、本番を迎える準備が整いました。
倭奏から9名、いこいから8名が参加し、一緒に合奏する2曲は、17名での大合奏。こんな大所帯で一緒に演奏するって、考えただけでもすごい。
しかも、普段別々に活動してるグループであり、そもそも先生が違うのに、合同練習1回だけで本当に大丈夫?って気持ちは、正直なところ、かすかにあったけど、、、合同練習で一緒に合奏した時、「大丈夫だ!」と確信しました。
先生同士が兄弟だから?
先生同士がプロでユニットで活動してるから?
きっと、それが大きな要因だと思います。先生たちが兄弟で、長年プロとして一緒に活動してるからこそ、個性が違う二人でも、津軽三味線の曲弾きとしてのイメージは似てるんだと思います。
オープニングの「六段」から、最高に息がピッタリでした!
事前の合同練習よりも落ち着いた演奏で、間もしっかり取れて、最高にいい演奏だったと思います。
続いて、倭奏 風乱部で2曲、いこいで2曲と、それぞれのグループだけのステージをお楽しみいただきました。KUNI-KENのこともご存知のお客様からは、「それぞれの先生の個性が、グループの演奏にもよく出てた」と、感想もいただいたそうです。
すごく嬉しい感想です!
普段「ライバル視し合ってる」グループ同士ですから、「倭奏には負けないぞ!」とか、「いこいに負けるか!」という思いも、きっと持ってたと思う。もちろん、いい意味でですよ~。
だからこそ、演奏にも気持ちが入りやすかったのだと思います。大会で演奏した倭奏の「風乱」も、いこいの「花歌舞伎」も最高にいい演奏でしたから。
そして最後の曲「津軽じょんがら節 曲弾きバトル」は、4名によるリレー形式。前半を倭奏から、この年2大会優勝を果たした小学生と、若きエースが担当。後半をいこいから高校生とキャリアの長い生徒さんが担当。
前半が有利とか後半が有利とか、そんなの全然なくて。ここではいかに、人の演奏に飲まれず、自分のじょんがら節を弾けるかで勝ち負けが決まる。まるで、大会に出場してるみたいでした。
さすが、実力ある生徒さんばかりなので、演奏後の拍手もすごかったです。袖から見てても、迫力満点のバトルでした!
アンコールでは、山形県民謡の「花笠音頭」を。
この日MCを担当した私といこいのキャプテンが、お客様とのお囃子の掛け合いにチャレンジし、盛り上げ役に徹しました。曲のアレンジも、この日だけのオリジナルでしたが、みんな、本番ではいい流れで演奏できたと思います。
いろんな決め事を、1回の合同練習で叩き込んでの本番でしたが、先生が違うグループ同士の大合奏が、ここまで気持ちよく決まるなんて、正直ビックリでした。普段から、演奏活動を頑張ってるみんなだからこそ、かな。
29日という年の瀬に、こんなに沢山のメンバーで参加でき、最高の2016年の締めくくりになりました。KUNI-KENファミリー、最高です!
出演のお話をくださったユラックスのみなさま、応援に駆けつけてくださったみなさま、ありがとうございました。そして、お忙しい中ご指導&引率くださった先生方にも、感謝してもしきれません。
このようなジョイントライブは、今後あるかどうかわかりませんが、またいつか機会ができたなら、さらにさらに成長した私たちで、さらにレベルアップしたライブをやりましょう!
みなさん、お疲れ様でした!
12/29(木)音泉ふぇす@ユラックス
《セットリスト》
- 六段 大合奏
- さくらさくら(倭奏 風乱部)
- 風乱(倭奏 風乱部)
- 花歌舞伎(いこい)
- 春よこい(いこい)
- 津軽じょんがら節 曲弾きバトル(いこい&倭奏)
アンコール:花笠音頭 大合奏
編集スタッフ:松永奈美