4月2日(日)東京・浅草で開催された第20回津軽三味線コンクール全国大会には、教室より4名の生徒さんがテープ審査(予選)を通過、本選を迎えました。
1名は小学生の部、3名は一般の部に出場。歴史ある大会で、個人戦しかない、しかも大人が参加できる一般の部は80名以上が戦う上級者も入り混じった無差別級という、とてもハードな大会です。
私は今回、3回目の出場。他のみんなは、今回が初めてでした。
お気づきでしょうか。全員「KUNI-KEN Tシャツ」を着てますっ!!!
実は、このTシャツは小学生の生徒さんの勝負服。先生からパワーをもらえるようにと、出場者全員このTシャツを着ることにしたんです。たまたま全員、このTシャツを持っていたのもスゴイですよね。笑
さて、今回初出場というのもありますが、他の大会とはまた違った緊張感を、みんなも感じていたようです。それぞれに良かった部分、反省点、課題があり、先生からも個別にアドバイスをいただきました。
こうやって大会に出ると、本番で自分の演奏をする難しさに、改めて気づかされます。私は特にそうなんですが、今回出場したみんなの反省からも、この言葉が出てきてたので、今後控えているイベント出演や大会で経験を沢山踏んで、少しずつでもクリアしていけたら嬉しいです。
そして、一番最初に演奏した小学6年の生徒さんが、小学生の部で優勝(金賞)を決めた瞬間は、仲間も一緒にいてみんなでガッツポーズ!本番を控えて練習に入っていた生徒さんと指導に当たっていた先生にも、早速報告に行き、みんなで喜びを分かち合いました。
みんな、津軽三味線は趣味ですが、本当に頑張ってます。熱いです。
もちろん、大会に出場することが全てじゃないし、大会に出ることを先生は強く勧めたりはしてません。ただ、「三味線が上手くなるための近道として大会を利用するといいよ」というスタンスでいます。
ただ弾けるだけではなく、精神的にも強くないと、大会では通用しない。勝負の世界に身を置くことで、普段見えないものが見えてきたり、気づかされることもそれぞれにあると思います。
東海地区や関西地区に住む私たちにとって、東京のコンクールに出るというのは、距離的にもレベル的にも、結構ハードルが高く感じてしまうと思いますが、一度でも予選を通って出場してみると、距離なんて全く関係なく。高いレベルの戦いに挑めることにめちゃめちゃ気分が上がります。だって、予選が通っただけでも、ものすっごく嬉しいですから。
大会に興味がある人は、まずは先生に相談して。そして、ともに頑張りましょう!
さらに嬉しかったのは~!
今回も岐阜から四日市から、生徒仲間が応援&勉強に来てくれました。ジュニアの生徒さんもサプライズで応援に来てくれたんです!!!
それに、会場には来れなかった仲間たちからも、応援メールがたくさん届きました。本当にありがとう~。
最後になりましたが、今回の大会には、先生が引率し、出場者全員の指導に当たってくださいました。先生がいてくれたお陰で、出場者全員にとって、いい状況で大会に挑めたのではないかな、と思います。
そしてなんと、もうすでに全員が次の大会に気持ちを切り替えているようです!早~!って私もですけどね。笑
さあ、次の大会チャレンジの地は青森。弘前と金木大会の個人戦と団体戦にチャレンジします。みなさん、引き続き応援よろしくお願いいたします!