先週の土曜日は、雪も少しちらつく中、名古屋駅近くにあるデイサービス「永生苑」さんへお邪魔してきました。
なんとなんと、今回で3度目の津軽三味線演奏のご依頼だったんです~!!!
ビックリやら嬉しいやら~(*´Д`*)
2013年、2014年は秋に訪問、今回は年明け早々、四日市の生徒さん6名で訪問させていただきました。
今年から名古屋部、四日市部という少人数のグループに分かれて訪問することになり、より個のレベルアップが問われる状況になりました。
午前中仕事だった生徒さんも、授業があった小学生の生徒さんも、終わり次第すぐ駆けつけて、少しリハーサルをして本番を迎えました。こういうチームワークや演奏会に挑む本気度が、本当に増してきたなーと感じましたね。
さて、2013年、2014年の演奏会の時には、決まって「来月、六段で大会に出場します!」と意気込んでMCをしていたわけですが、今回はというと・・・「優勝しました!」と、成長した姿を見せることができたんです!嬉しかったですね~。
大会で弾いた「六段」の演奏も、やっぱり、1年頑張ってきた甲斐あって、上々の出来。少人数になってさらに、精度がグン!と上がりました。
そして今回、津軽じょんがら節の曲弾きチャレンジの生徒さんは、初フルマラソン(1曲通し弾き)!
これまで、二人でリレー演奏していたのを、今回は一人で1曲、弾き切る!という目標、無事達成できたと思います。
すごく緊張したと思う。手に汗がいっぱいで、撥を握る手が滑ったり、力んで上手く弾けない部分もあったと思う。それでも、こういう実戦を踏ませてもらうことに感謝しながら、頑張ってチャレンジしました!初戦にしては、上出来です。
今回演奏した生徒さんより、上手く弾ける生徒さんはいます。でも、上手い人が毎回弾いていては、他の人が育たない。経験が積めない。だから先生は、どんどんチャレンジするチャンスを与えています。
他の生徒さんも、「次は私の番!」という気持ちで、果敢にチャレンジして欲しいですね。
続いては、私とベテラン生徒さんで「風乱」を。
民謡でもないオリジナル曲ですが、津軽三味線の力強さ、迫力、繊細さ、全てを伝えられる曲です。後輩たちに背中を見せるつもりで、思いっきり弾きました。
そして最後は、皆さんがよーくご存知の曲を。
山形県民謡「花笠音頭」と、九州の「炭坑節」です。
花笠音頭では、みなさんが歌ってくださったので、私たちは唄に合わせて三味線で伴奏を。炭坑節では、踊りが得意な方と一緒に踊ったり、唄や手拍子などで盛り上がりました。
津軽三味線を魅せる、聴かせるだけでなく、一緒に楽しむ!そんな演奏会を、今年もやっていけたらいいなと思っています。
ご依頼くださったご担当者様、ありがとうございました!!!
1/23 永生苑さま訪問
《セットリスト》
・六段
・さくらさくら
・津軽じょんがら節曲弾き
・風乱
・花笠音頭
・炭坑節
編集スタッフ:松永奈美